2011年11月17日(木) 羽鳥峰(823.1m) 【猫谷 ⇒ 羽鳥峰林道】

天候:曇り
朝明砂防学習ゾーン(9:45) ⇒林道分岐(9:22〜31) ⇒ △羽鳥峰(11:05〜11:43)
 ⇒ 林道出合(12:48) ⇒ 朝明砂防学習ゾーン(13:01)

                                            ※コースタイムには撮影&小休憩を含みます。


 気が付けば、5ヵ月近くも山から遠ざかっていた。そんな中、10年来の付き合いのあるTちゃんから「山
に行きませんか?」とお誘いのメール。体もなまっているし、山勘も鈍っていることだろう…そこで、今回は
気軽に歩ける羽鳥峰へと靴先を向けた。



 久々に訪れた朝明のキャンプ場内を走り抜け、いつものベースキャンプ・朝明砂防学習ゾーンわきに車
を停める。見上げる山々の紅葉はもはや終盤といったところで、どちらかというと冬の装いに近い。とは
いえ、秋特有の抜けるような青空はとっても気持ちがいい。



 のんびりと準備をして、まずはなだらかな林道で足慣らし。幾度となく歩いてきた道だけど、周囲の景色
にどことなく新鮮味が感じられる。たまには山と距離を置いてみるのもいいもんだなぁ。



 なわだるみ堰堤の石碑で大きく右に曲がる林道を見送ってからは、“一応”本格的な登山道となる。単
に正規ルートを歩いてもいいけれど、Tちゃんの冒険心をくすぐるように、あえて少しルートを外して歩く。
 堰堤わきのロープ場でも、ひるむことなくTちゃんはガンガン先行していった。なかなかやるねぇ。



 朝明〜羽鳥峰間は休憩なしでも一気に登れる距離だが、時間はたっぷりある。そのため、最終堰堤を
右岸からクリアした中洲で小休止をはさんだ。腰を下ろしてチョコレートを頬張っていると、早くも2人組の
下山者が現れた。装備や話題からすると初心者のようだけど、山の基本「早めの行動」は低山であって
も、ぜひとも見習いたいものだ。



 小休止の後、少しの急登をこなすとあっという間に羽鳥峰峠に到着。右手に目をやると羽鳥峰のピーク
が目に飛び込んでくる。「思ったよりちっちゃいね」。事前にイメトレをしたTちゃんがつぶやいた言葉に、
写真で伝えることの難しさを実感(^-^;)



 さて、最後の試練は傾斜のきついザレた斜面。ココって登りはいいけど、下りは歩きにくいよね〜。



 風裏になる場所でおいしいラーメン+おにぎりでお腹を満たした後は、堰堤&砂防工事に使われた林
道でゆるゆると高度を落としていくだけ。いい被写体はないかな〜?と思い時折カメラを向けるも、この時
季はどうも中途半端な印象だ。



 それなら花はどう?途中見かけたのは、咲き残りのシロヨメナと写真のリンドウだけ。でも、まあいい
や。あと1ヵ月もすればキラキラとした樹氷の花が楽しめるから♪



 林道の途中では、名残惜しく徐々に小さくなっていく羽鳥峰のピークをパシャ!ちなみに右手のガレ場
は落石多発地帯。雨上がりにココを通過する際は、どうかお気を付けくださいな。



 「今日はシカさんに会わないね〜」そんな話をしながら、平和な林道歩きは続く。あまりにも単調なので、
ここはちょっぴりショートカット。落ち葉をかき分けながらの下山も晩秋の楽しみのひとつだ。



 紅葉のピークが終わっていたこと、そして台風の影響で落葉が急激に進んだこともあって、少し寂しい
景色だったけれど、久々の山はやっぱり気持ちがいい。リフレッシュのためにも、また本格的に山に復帰
しないと!そんなことを感じた1日だった。

戻る
戻る



inserted by FC2 system