2008年 4月20日(日) 仙ヶ岳(961m) 【大石橋より小社峠】

【天候】晴れ
大石橋(8:15) ⇒ アライ谷分岐(9:20〜9:30) ⇒ 小社峠(10:00) ⇒
△仙ヶ岳(10:25〜10:40) ⇒ 仙の岩(10:55〜11:45) ⇒ △仙ヶ岳(12:00)
 ⇒ 小社峠(12:20) ⇒ アライ谷出合(12:55〜13:00) ⇒ 大石橋(13:50)
                            
                                            ※コースタイムには撮影&小休憩を含みます。

 「鈴鹿の鹿島槍」とも呼ばれる仙ヶ岳へ2週間ぶりとなる山行です。今回のルートは仙ヶ谷を小社峠まで詰め、県境稜線を経て山頂(西峰)へ。そして仙の石のある東峰まで足を延ばしました。
 登山口は約1カ月前に歩いた宮指路岳と同じ、小岐須渓谷上部の大石橋。すでに4台の車が停まっていて、春山シーズンの到来を感じさせます。


 まずは、ほとんど傾斜のない地道の林道歩きです。途中、仙ヶ岳方面が申し訳程度に開ける場所がありますが、滋賀県側は曇天模様。林道歩きは約35分。いいウォーミングアップになります。
 林道の終点付近から堰堤の対岸を眺めると、所々にミツバツツジが咲き誇っています。流れ落ちる水の色合いも、どことなく春の装いです。
 林道歩きを終えた最初の渡渉地点です。2日前の雨の影響で水量は多め。渡渉ルートを慎重に見極め、一気にジャンプ!
 体ひとつなら何とでもなりますが、やっぱりザックの重量もあると少し足元がおぼつきませんね。
 渡渉直後は踏み跡が散乱していますが、すぐに正規のルートに収束していきます。ルートは全体的に明瞭で、先日の茶野とは大違いです。
 こちらは仙鶏尾根ルートとの分岐点。鈴鹿市内の山は、写真の一番下にある「通報ポイント○○」などと書かれたプレートがあって、なかなか親切です。
 さすがに、この時季+人気の山になると完全な「ひとり部」の実現は難しいですね。先行する3人パーティーは写真撮影中にパスされましたが、すぐに抜き返し、その後は一気に引き離しました。
 普段は写真を撮ったり、寄り道したりで、のんびり歩くことが多いんですが、この日は結構体がイケイケ状態だったんですね。何でだろう。。。
 
 しかし、小社峠への最後の詰めは厳しかったです。「小社峠7」の通報プレートを過ぎ、伐採された木が散乱した荒れ放題の谷芯を登る、登る…。
 息は切れ切れ、足は張りまくり、シャツはベタベタ、距離はそんなにありませんが、「M」の人ならきっと快感を味わえるでしょうね(笑)。
 
 小社峠までは植林と二次林がミックスされていました。しかし、そこから山頂手前までの県境稜線のルートは、美しい二次林が楽しめます。
 この辺りで早くも下山者に遭遇。山頂までは小ピークを3つほど越えていきます。
 これまで展望にはほとんど恵まれなかっただけに、曇天とはいえとても気持ち良く歩けます。
 やがて前方に山頂(西峰)が見えてきます。笹の色は、まだまだ冬っぽい感じが残っています。
 この光景って雪のシーズンなら、結構絵になりそうですね。
 写真撮影や小休憩を挟み、2時間10分で山頂に到着。ひとり部的には優秀なタイムです。
 御在所・鎌・雨乞方面は薄い雲に覆われています。鎌の辺りには遭難者を探すヘリが低空飛行する様子も見て取れました。
 西峰の正面には目指す東峰がそびえています。稜線の右端にポコッと見えるのは仙の石。
 食事には少し早いし、山頂は狭いしで、展望を満喫してから、切り開いた笹間から鞍部へ一旦下り、東峰を目指します。
 東峰では17〜18人程度の団体さんが、ワイワイやっていました。でも、ここ数カ月は静かな山ばかり歩いてきただけに、話しかけられてもどうもなじめません。決してそんな性格じゃないんだけどねぇ。

 団体さんA「あの赤い花って何ですか?」
 ひとり部「アカヤシオだと思いますよ」

 まともに会話したのはそれぐらいでした(泣)。
 
 喧騒を避けるように、食事は仙鶏尾根方面に少し下り、野登山が見える岩のわきでひっそりと。
 すると70歳過ぎというソロの方が来て、人懐っこく話しかけてきました。そのときは、さっきとは打って変わって打ち解けまくり!
 やっぱりソロはソロ同士、同じ匂いがするんでしょうか…。山に対する考え方にも多くの共通項がありました。
 食事を終えた後は、歩いてきた道を忠実に戻るのみ。昼過ぎからは天候も幾分良くなってきて、鈴鹿中部の山並みも、かなりはっきりと見えるようになってきました。
 「鈴鹿の槍」鎌ヶ岳の雄姿も、コンデジで何とか捕らえることができます。
 一応、花関連の写真も貼っておきましょう。もうちょっとマクロで寄れるといいんですが。。。
 県境稜線を歩きつつ、高度を落としていく最中に宮指路方面を撮影。写真右の稜線には東海展望が見えています。
 行きも帰りも会って、休憩途中にパスして行った親子。そのザックにくくりつけられていたのは、膨大な量のビニールひもでした。チアリーダーのボンボン?なワケはないよね。それも親子で。
 客観的に見ても、こんな一般ルートではまず必要ないシロモノです。もう少し考えましょうね、ただでさえ目印多いんだからさぁ。
 小岐須渓谷のヤマザクラもそろそろ終わり、あとはヒルシーズンに徐々に向かっていくのみ。
 新緑は魅力的だけど、それを考えると複雑な心境です。ヒルシーズンが到来する前に、もうちょっと鈴鹿の春を満喫しないと…そんな心境の人も多いんだろうな。

戻る
戻る